沖縄フードビジネス会 2007年 10月度 定例会
2007年10月21日
2007年 10月19日(金) IT創造館にて、沖縄フードビジネス会 10月度定例会が行われました。
連絡報告では新垣さんによる、先月行われましたOFB始まって以来の大イベント、沖縄国際大学での基調講演の報告が行われました。とりあえず色々心配事もたくさんありましたが大成功でした。吉田会長の重い思いと、運営委員長新垣さんに汗かいてもらった結果だと思います。大変お疲れさまでした。また次あるらしいですが、、、、またその時考えましょう。とりあえず、OFBメンバーが一体になれたイベントでした。
実はその翌日、OFBの毎年恒例のビーチパーティーでした。貸切バスで新原ビーチまで総勢50名近くで大変盛り上がりました。といっても悲しいかな、僕は12時までの参加だったので詳細は説明できませんが、バナナボートなどで皆さんかなり盛り上がってました。(羨ましいー)来年もこの調子で新垣さんヨロシクお願いしまーす。
そして今月の講演会は
沖縄ハーバービューホテル ECO推進担当マネージャー 糸数清志 氏 によります、
「沖縄ハーバービューホテルの環境への取り組み」です。

何度か新聞、テレビを通してその活動は知ってましたが、やはり素晴らしい取り組みだと改めて勉強になりました。
現在の沖縄は観光客1000万人を目標に掲げ、沖縄の自然、文化を強みに頑張っている過程にありますが、温暖化問題等でサンゴの白化現象、埋め立てによる藻場、干潟の減少、不法投棄の増加などの沖縄の強みを弱みに変える問題が多々起こっています。
その問題に一番深刻に関連の深いホテル事業として、何ができるのか?からが環境への取り組みの第1歩だったそうです。
まず「ISO14001」の取得。そして「まじゅん すだちゅん ちゅらぐぐる」をスローガンにホテル全体で環境問題と向き合っていく事になるそうです。
ISO認証登録後、13週間にわたりテーマを決めキャンペーンを実施したとの事です。
中でも廃棄物の資源化への取り組みは、
ダンボール、名刺以上の紙、雑誌類、新聞紙・チラシ、OA用紙・牛乳パック、と細かくキッチリ分ける事で今までゴミだった物が商品として売ることが出来るようになったという話には、目からウロコでした。ゴミが商品にという響きはなんだかとても魅力的な動機つけになるような気がします。
その他にも、ゴミの分別は、一般廃棄物、産業廃棄物、可燃ゴミ、不燃ゴミと、全部で19種類にも分かれていくのです。
そういう取り組みの結果、1年間で44,500kgの一般廃棄物の削減につながったそうです。
体重70kgの人が約635人分らしいです。
そして最大の循環型は、↓

ハーバービューホテルから出た生ゴミは分別され、飼料化と堆肥化に別れます。
その飼料を食べて育った豚が「くいマール豚」というブランドになり、ハーバービューホテルヘ戻ってきます。
そしてその堆肥で育った野菜を現在研究中という事ですが、とても壮大な構想だと思います。
自分達の出した生ゴミは、今まではただの生ゴミですが、キッチリ分別する事で、ブランドを造る事も出来るとは本当に驚きでした。
その循環した食材を使って、エコメニュー(ちむじゅらさん)という名で商品化にもなっているとの事です。
まだまだ紹介しきれない位に取り組みがあるのですが、捨てればゴミ、分別すれば資源。という言葉を実感できる講演でした。
沖縄の企業が全てこの例をお手本にすれば、沖縄の未来はかなり変わってくるのではないでしょうか。
まずは沖エビで実践していきたいと思います。
連絡報告では新垣さんによる、先月行われましたOFB始まって以来の大イベント、沖縄国際大学での基調講演の報告が行われました。とりあえず色々心配事もたくさんありましたが大成功でした。吉田会長の重い思いと、運営委員長新垣さんに汗かいてもらった結果だと思います。大変お疲れさまでした。また次あるらしいですが、、、、またその時考えましょう。とりあえず、OFBメンバーが一体になれたイベントでした。
実はその翌日、OFBの毎年恒例のビーチパーティーでした。貸切バスで新原ビーチまで総勢50名近くで大変盛り上がりました。といっても悲しいかな、僕は12時までの参加だったので詳細は説明できませんが、バナナボートなどで皆さんかなり盛り上がってました。(羨ましいー)来年もこの調子で新垣さんヨロシクお願いしまーす。
そして今月の講演会は
沖縄ハーバービューホテル ECO推進担当マネージャー 糸数清志 氏 によります、
「沖縄ハーバービューホテルの環境への取り組み」です。

何度か新聞、テレビを通してその活動は知ってましたが、やはり素晴らしい取り組みだと改めて勉強になりました。
現在の沖縄は観光客1000万人を目標に掲げ、沖縄の自然、文化を強みに頑張っている過程にありますが、温暖化問題等でサンゴの白化現象、埋め立てによる藻場、干潟の減少、不法投棄の増加などの沖縄の強みを弱みに変える問題が多々起こっています。
その問題に一番深刻に関連の深いホテル事業として、何ができるのか?からが環境への取り組みの第1歩だったそうです。
まず「ISO14001」の取得。そして「まじゅん すだちゅん ちゅらぐぐる」をスローガンにホテル全体で環境問題と向き合っていく事になるそうです。
ISO認証登録後、13週間にわたりテーマを決めキャンペーンを実施したとの事です。
中でも廃棄物の資源化への取り組みは、
ダンボール、名刺以上の紙、雑誌類、新聞紙・チラシ、OA用紙・牛乳パック、と細かくキッチリ分ける事で今までゴミだった物が商品として売ることが出来るようになったという話には、目からウロコでした。ゴミが商品にという響きはなんだかとても魅力的な動機つけになるような気がします。
その他にも、ゴミの分別は、一般廃棄物、産業廃棄物、可燃ゴミ、不燃ゴミと、全部で19種類にも分かれていくのです。
そういう取り組みの結果、1年間で44,500kgの一般廃棄物の削減につながったそうです。
体重70kgの人が約635人分らしいです。
そして最大の循環型は、↓

ハーバービューホテルから出た生ゴミは分別され、飼料化と堆肥化に別れます。
その飼料を食べて育った豚が「くいマール豚」というブランドになり、ハーバービューホテルヘ戻ってきます。
そしてその堆肥で育った野菜を現在研究中という事ですが、とても壮大な構想だと思います。
自分達の出した生ゴミは、今まではただの生ゴミですが、キッチリ分別する事で、ブランドを造る事も出来るとは本当に驚きでした。
その循環した食材を使って、エコメニュー(ちむじゅらさん)という名で商品化にもなっているとの事です。
まだまだ紹介しきれない位に取り組みがあるのですが、捨てればゴミ、分別すれば資源。という言葉を実感できる講演でした。
沖縄の企業が全てこの例をお手本にすれば、沖縄の未来はかなり変わってくるのではないでしょうか。
まずは沖エビで実践していきたいと思います。
Posted by tama101 at 21:35│Comments(2)
│沖縄フードビジネス会
◆ この記事へのコメント
お疲れ様でした。
私共も色んな意味で考えさせられました。
翌日朝礼で社員にも話しをさせてもらい弊社で出来ることがないか、確認しました。
出来ることから少しづつ取り組みたいと思います。
今週の産業祭りでお会いしましょう。>>>
私共も色んな意味で考えさせられました。
翌日朝礼で社員にも話しをさせてもらい弊社で出来ることがないか、確認しました。
出来ることから少しづつ取り組みたいと思います。
今週の産業祭りでお会いしましょう。>>>
Posted by isao at 2007年10月22日 08:55
isaoさん
色々循環型でブランドまでつなげられるなんて、とても素晴らしいことなので、是非参考にしたいですね。
産業まつり楽しみですね。しかし不安もいっぱいです。
色々循環型でブランドまでつなげられるなんて、とても素晴らしいことなので、是非参考にしたいですね。
産業まつり楽しみですね。しかし不安もいっぱいです。
Posted by 沖エビ玉城 at 2007年10月22日 19:38