沖縄フードビジネス会 2007年 9月度 定例会

2007年09月26日

9月21日 IT創造館にて、沖縄フードビジネス会 9月度定例会が行われました。

今回の講演は ウィンズ・コンサルティング株式会社 小木曽 祐介氏によります、
「ネット・ITの活用とリアルビジネスの関係」です。

沖縄フードビジネス会 2007年 9月度 定例会

企業の売上げ高に占めるIT投資比率は、毎年拡大傾向にあり、2001年度 1.3%、2003年 1.9%、2005年 2.8%、2006年度には3.2%に達する程の勢いに乗っているようです。

そして近頃の傾向として、ただHPを見て購入するという行動ではなく。カタログを見て、商品を決め、携帯から商品番号を入力して、購入という流れになっているようです。

もう単純にネットショップといってもその商品によって色々な使い方があるという事でした。確かに上記の例の場合だとネットはただの楽に注文する為の道具でしかないですよね。

そして保険の場合は逆で、ネットで資料請求までした後、あとは担当が直接電話で契約をとるというパターンもあるようです。
この場合は先の例とは逆で、ネットで商品のおおまかな説明をして、最後はアナログタイプでの受注となってます。この場合、商品が保険というちょっと複雑な商品なので、お客さんとしてはちゃんと担当の方の話を聞ける事が安心にも繋がっているのでしょうね。

このように、キーワードは「ネット + ヒューマン」との言葉もネットも日々進化していると実感させられます。

又ネットビジネスを立ち上げる場合、明確に売上げ目標の金額を設定しておく事も大切という事でした。
漠然とネットでより顧客を増やすという考えではなく、ROI(投資回収率)を考える事が大切との事で、
例えば100万の投資したら売上げベースではなく、利益ベースで1~2年で回収できる売上げ目標を設定するとの事。

多く見られるのが、更新していないHP。これはうちあたいしまくりですが、最低1ヶ月に1度は更新が必要との事でした。
またTOPページは自分では毎日見ているので違和感がないですが、他人から見るとかなり古臭いページになっている場合があるので、客観的に見てもらう事も重要だそうです。

ネットの世界では小規模でも日本全国に情報発信できますが、あの世界には何万ページという情報が詰まっていますからね、その中でどんな風に自社をアピールしていくのかは、それぞれ自社商品と相談しながら、自社に合った方法を探していかなければならないようです。


お知らせ。

この度沖縄フードビジネス会では基調講演を行います。↓

2007年9月28日(金) 16時~18時
沖縄国際大学図書館4階 AVホール
講演    松田友義 氏 (千葉大学大学院園芸学研究課・教授、食品トレーサビリティ標準化推進協議会会長)
タイトル  「地域ブランドで本当に物が売れるの!? 」

当日は討論会などもありますので、興味のある方はお気軽にお越し下さい。


同じカテゴリー(沖縄フードビジネス会)の記事
県産品パレード
県産品パレード(2007-07-02 21:29)


 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。