沖縄フードビジネス会 2007年 10月度 定例会

tama101

2007年11月24日 21:37

2007年11月22日(木)産業シエンセンター1階展示室にて、沖縄フードビジネス会 10月度の定例会、講演会が行われました。通常は毎月第3金曜日とに行われているのですが、今回は平山印刷様とのジョイント講演という事でいつもより会場も大きく、日時も変更となりました。

今回定例会では主に来月12月7日に行われる、OFB大忘年会の話が中心となりました。
各企業自社商品を持ち寄り、紹介しあい各企業同士の情報交換の場所になる事を目的としてます。
会員の皆さん、どしどしアピールしましょう。

そして今月の講演は
大野 慎二 氏(販促現場主義代表、販促促進プロデューサー)による、
「沖縄を賢くちゃっかり高く売る!」です。

まずは今回の講演を企画した、平山印刷の真栄城さんです。↓
飲むとかなり面白いおっちゃんに変わりますが、この時点ではまだ真面目です。






そして講演の大野さんです。↓





「商品の向こうに何人の顔がみえますか?」というズバッと切り込んでくる質問からどんどん話は熱くなっていきます。

この商品をどんな人がだんな時にそんな風に食べているのか想像できない人は、物作りする資格はない!とちょっと叱られている感じの講演なので、緊張感が漂ってました。

お客様が店を出て行ったら仕事が終わるのではなく、そこからの想像が大切だという事もうちあたいしまくりでちょっと目をそらしてしまいたくなります。

そしてスーパーマーケットの顧客分析を例に値下げがどれだけ意味のない事かという話へ。
よく聞いて知ってはいるのですが、お客様の上位3割で売り上げの75%になるという法則です。
その3割のお客様をいかに大事にする販促をかけ、その3割のお客様をどういう風に4割に伸ばすか。
そこが1番重要で、色々なしかけの話になりますが、それは講演を聴いた人だけの秘密にしときます。

そういう話なので聞いてる方々もかなり真剣で、大野さんの熱意がダイレクトに伝わっています。





そして現在進行形の企画の話になります。

来年の夏全国の流通・小売り・専門店・商店街など売り上げを上げたい企業にむかって「サマージャンボランクアッププロモーション」を提案し、沖縄物産をインセンティブとして提案する事で新たな売り上げの確保と沖縄物産の拡販を企画しているそうです。

ちょっと難しいので簡単に言うと、大野さんは各地域の広告会社との繋がりがあり、そのネットワークで、県外のデパート、専門店などで、沖縄、沖縄商品をテーマにしたプレゼント企画を提案していく。という話です。プレゼントではありますが、もちろんプレゼント人数はかなり多いので、そこでちゃんとした値下げしない形での販売契約が結ばれる事を目標としています。

大野氏いわくプレゼント企画にピッタリなのはズバリ食べ物!という事でその理由は物はなくなるけど記憶に残るのが良いそうです。物が残るものは価格がわかりやすく記憶に残りにくいからだそうです。そこで沖縄フードビジネス会はこの企画にピッリではないかという事になったわけです。

もちろんこの話まだまだ課題はあるのですが、とても興味深い話なので是非沖エビも手を上げてみようと思ってます。
興味ある方は、平山印刷 真栄城さんか、OFBまでご一報下さい。

この後懇親会では大野さんの面白い話や、真栄城さんのヤバイ話などなど色んな楽しい話を聞かせて頂きました。
ここでは書けないのが残念です。聞きたい方はどうぞ懇親会へお越し下さい。

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